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Amazon Web Servicesは、企業がAWS Marketplaceで社内IT部門が承認したクラウドサービスのセットを設定できるようにした。

Amazon Web Servicesは、企業がAWS Marketplaceで社内IT部門が承認したクラウドサービスのセットを設定できるようにした。

トム・クレイジット

(GeekWire写真/トム・クラジット)

ラスベガス発 – クラウドコンピューティングに移行する多くの企業は、長年信頼関係を築いてきたパートナーと協力し、クラウドサービスの利用に関する明確な社内ポリシーを策定することで、移行をゆっくりと進めようとします。Amazon Web Services(AWS)は、こうした企業を念頭に置き、火曜日後半にサードパーティ製ソフトウェアストアとパートナープログラムへの新たな追加機能を発表する予定です。

火曜日はre:Invent 2018のパートナーデーです。AWSのグローバルアライアンスおよびチャネル担当バイスプレジデントであるテリー・ワイズ氏が、ベネチアンホテル内のメインステージに登壇します。基調講演に先立ち、AWSは160種類のコンテナ関連サービスがAWS Marketplaceに追加されたことを発表する予定です。これにより、開発者がマーケットプレイスで利用可能な多数のサードパーティサービスをどのように利用できるかに関するポリシーを設定したい管理者もサポートされるようになります。

AWSプライベートマーケットプレイスは、「IT管理者が、組織の承認済みベンダーおよび製品ポリシーに準拠したサードパーティベンダーの製品カタログを迅速にカスタマイズして作成できる新機能」であると、火曜日の朝に公開予定のAWSプレスリリースに記載されています。従業員によるクラウドサービスの利用方法に対する満足度は企業によって異なり、その一部は規制要件によって定められています。このサービスにより、企業は従業員を適切に管理できるようになります。

AWSのマネージドコンテナサービス(ECSまたはマネージドKubernetesサービスであるEKS)をご利用の企業は、コンテナ化のニーズを補完する様々なサードパーティサービスも利用できるようになりました。AWS Marketplaceはクラウドのアプリストアのようなもので、特定のニーズを持つ企業はそのニーズを満たすベンダーを見つけることができ、AWSはより一般的なサービスに注力することができます。

AWSはまた、モノのインターネット(IoT)向けサービスに取り組むパートナー向けの新たな分類を発表する予定です。この分類では、AWSベースのクラウドサービス開発において一定の専門知識を示した企業を重点的に取り上げます。今後は「サービスデリバリー」の称号がIoTパートナーにも拡大され、この分野で確固たる実績を持つパートナーであることを示します。