
今週のアプリ: Swifty は外出先で iOS プログラミングの基礎を学べます
ブレア・ハンリー・フランク著
AppleがMacとiOSアプリのプログラミング言語として初めて発表したSwiftは、昨年大きな反響を呼びました。Appleは、Swiftが前身のObjective-Cに比べてより洗練された言語であることから、より多くの人々にアプリ開発を促す新たな手段になると宣伝しました。Swiftは学習を容易にするという利点もありますが、それでもどこから始めれば良いのか分からないこともあります。
Swiftyを使えば、バスに乗っている時や待ち合わせの時間をつぶす時にSwiftプログラミングを気軽に始めることができます。iPhoneとiPadで利用できるこのアプリは、Swiftの入門に必要な基礎をすべて網羅したレッスンを提供しています。アプリ(および変数に関する最初のレッスン)は無料で利用でき、その後2.99ドルで次の11ユニットをアンロックできます。
レッスンは分かりやすく、非常に厳格なガイドが設けられています。多くの場合、ユーザーはポップアップからいくつかの選択肢を選んだり、1つか2つの値を入力したりします。テキストエディタに入力するよりも簡略化されていますが、公共交通機関での移動中に片手でアプリを操作できることを考えると、これは妥当なトレードオフと言えるでしょう。
実際に Apple の Xcode 開発環境を入手し、コンピューターで Swift を試してみることの代わりになるものではありませんが、Swifty は人々が開発を始めるのに役立つようなアプリです。
このアプリは、変数、ループ、if文、関数、構造体、クラス、オプショナルといった基本的なトピックを網羅しています。これらの概念が難解に感じられる方は、Swiftyから得られるものは少ないでしょう。Swiftyはプログラミング経験がほとんどない、あるいは全くない人向けに作られています。他の言語でこれらの概念を既に理解している人は、Appleの無料電子書籍「Swift入門」を読んだり、iOS開発専用のコースを受講したりする方が効果的でしょう。
開発コースと言えば、このアプリはiPhoneアプリ開発のすべてを教えてくれるわけではありません。そのためには、オンラインまたは対面の専用トレーニングプログラムを利用する必要があります。しかし、Swiftyは、初めてSwiftでコーディングを始める人にとって、iOSアプリ開発の基礎知識として活用できるツールです。Swiftyに興味があるなら、SwiftyはiOS開発のプログラミング面を、あまり深く学んだり多額の費用をかけたりすることなく試すのに最適な方法です。
Swifty は iOS App Store から無料で入手できます。